2012年度成績
7勝16敗1分
大会 |
日 |
勝敗 |
スコア |
対戦相手 |
成績 |
サンセイ春季 |
3/24 |
● |
0-12 |
三方原南 |
|
● |
3-9 |
白羽 |
|||
中日新聞旗
|
4/14
|
○ |
17-2 |
和田 |
|
● |
1-17 |
三方原南 |
|||
曳中校区春季
|
5/13
|
● |
2-9 |
曳馬早出 |
|
● |
2-8 |
助信高林 |
|||
上小校区
|
6/3
|
○ |
13-9 |
上島早出三浦 |
準優勝
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● |
1-16 |
上島ジュニアーズ |
|||
浜松市長杯 |
7/22 |
● |
1-9 |
赤佐4区 |
|
雄踏大会
|
9/2
|
○ |
7-6 |
西都台 |
|
● |
2-15 |
入野南平 |
|||
かきこや杯 |
9/22 |
● |
2-8 |
北島 |
|
秋季親睦大会
|
10/13
|
○ |
6-2 |
入野田端 |
|
● |
2-3 |
入野南平 |
|||
曳中校区秋季
|
10/28
|
● |
1-13 |
曳馬早出 |
|
● |
6-8 |
曳馬本郷 |
|||
サンセイ秋季
|
11/3
|
○ |
6-4 |
北島 |
|
● |
5-9 |
曳馬早出 |
|||
サンセイ新人
|
11/10
|
● |
5-6 |
高丘東 |
|
● |
2-4 |
萩丘合同 |
|||
蒲北公園記念
|
12/1 |
○ |
17-1 |
芳川北 |
ベスト8
|
○ |
5-0 |
篠ヶ瀬 |
|||
12/9
|
● |
0-7 |
助信高林 |
||
△ |
4-4 |
竜小 |
|||
2012年度シーズン総括 山梨博之監督
はじめに
昨年一年間、伝統ある上島北西の監督としてチームを指揮し、子供たちを指導してきました。しかし、私のスポ根ドラマの見過ぎと指導力の無さから、けつバットをしたり、不適切な言動を発してしまったがために、子供達や保護者の方々、又、関係者の方々に不愉快な思いをさせてしまったことを深く反省しています。この場をかりてお詫びさせていただきます。
試練
2012年の開幕当初は、私にとって地獄のようでした。野球経験者というプレッシャーを感じながら「何から始めようか」、「子供達とどう接すればいいのだろうか」と自問自答の日々で、練習中も、ふざけてしまう子や、つまらなそうにしている子がいてチームとしての一体感がなく監督しての力の無さを痛切に感じました。3月、4月の大会では大差で負ける試合ばかりで、しかも、試合内容が悪い。子供達は、試合で思うようなプレイができず、徐々にストレスが溜まり、そのはけ口をチームメイトのミスに求め始め仲間をヤジルような状態となってしまいました。その様な状態で挑んだ5月の曳中校区春季大会では、皆様から「最低の試合だった」「試合をする姿勢がなっていない」等の意見が出るほどの無様な結果で終わり、私は、北西ソフトボールに携わってきた多くの方々や、歴史を作ってきた先輩達の顔に泥を塗ってしまったこと、子供達に惨めな思いをさせてしまったことを今でも申し訳なく思っています。
指導
曳中校区春季大会は無様な結果で終わりましたが、ターニングポイントとなる大会でもありました。チームを立て直すためには、まず指導方法の修正は必至であり、夜のミーティングでお父さん達からの貴重な意見を参考にさせていただき、私なりに考えた結果、子供会のソフトボールは人間形成の場であり、いつの時代でも通用する精神(感謝、謙虚さ)を吹き込むことが指導者としての役割であるという結論に達しました。大会後の練習では、「球道即人道」として子供達に
一 感謝の気持ちを持ちなさい
君たちが、使っているグローブやスパイクは誰が買ってくれたの。洗濯は、弁当は、当たり 前だと思ったら大きな間違いだよ。そこには、お父さんお母さんの君達を思う優しい思いがあることを忘れては いけないだよ。
一 謙虚になりなさい
震災等でスポーツがやりたくてもできない人達がいる。君たちが、ソフトボールを何不自由なくできるのは陰で支えてくれるたくさんの人のおかげであり、幸せなことなんだよ。だから精一杯プレーをしなさい、いい加減なプレーは陰で支えてくれる人達や歴史を作ってきた先輩達への裏切りなんだよ。
ということを伝えました。
次に、烏合の衆と化したチームの心を一つにするため、曳中校区秋季大会優勝という共通の目標を設定し、リベンジすることを誓いました。練習でまず取り組んだのだが、礼節です。自分のバックは整然と置くことから始まり、自分から積極的に挨拶する、グランドへの出入りは帽子をとって挨拶する、使ったバットやグローブを綺麗に片付ける等、いずれも基本的なことですが、これを看過せずにできるまで注意することにしました。又、個々の技術力ではなく、子供達一人一人にチーム内での自分の立場や役割を認識させることや、試合に臨む姿勢等を重点にできるまで指導することにシフトチェンジしました。試合中も、審判のジャッジは絶対であり、ミスジャッジはスポーツにつきものだから審判への文句は言わないこと、そんなことで崩れる小物でなく、誰もが認める投球や、ヒットを打って来いと言い聞かせ、凡打でも一塁の先にある本当の一塁ベースまで全力疾走、良いプレーをすれば「ナイスプレー」、ミスをすれば「ドンマイ、ドンマイ」と声をかけるようにと指導し、負けて凹んでいる時に声を出して盛り上げようとする勇気が大切であることを言い聞かせチーム力アップに取り組みました。
覚醒
曳中校区春季大会以降、コーチ陣の熱い指導のおかげでチームとしての雰囲気もよくなり、試合ではなかなか勝てませんでしたが、内容そのものは悪いものではありませんでした。9月の雄踏大会が終わった後、拓海が私に「キャッチャーをやらせてくれ」と言ってきました。私は、ビックリすると同時に、子供達が勝ちたい、勝つために自分達が何をすべきかということを自ら考え行動に移そうとしていることを感じると共に、やっと、子供達の間にチーム愛が芽生えたのだと、とても嬉しく思いました。しかし、今まで頑張ってきた新太のことを考えると、直ぐには首をたてに振ることができませんでした。コーチ陣と相談した上で、拓海と新太のコンバートを決断したわけです。新太もすんなり外野に移ってくれたのは、新太の両親と、コーチ陣、保護者の皆様のきめ細かなケアのおかげだと思います。ありがとうございました。
チーム愛に目覚め、目的意識をはっきりと持った子供達の成長はめざましく、秋季親睦大会では守備位置を変えた拓海や新太にナイスプレーが出たりして、雄踏大会で大敗した入野南平にあと一歩というところまで追い詰めることができました。そして迎えた曳中校区秋季大会、曳馬早出、曳馬本郷といずれも優勝候補のチームであり負けはしましたが、試合に勝とうと諦めずチーム一丸となって真剣にプレーすることで、相手チームに気を抜けば足元をすくわれるという印象を与えたと思います。この辺りから、勝っても負けても爽やかな真剣勝負の楽しさを知り、真剣勝負をするには、自分達でそういった行動をとらなければいけないということを感じ始めたのではないかと思います。真剣勝負の楽しさを知った子供達は、その後の試合でもナイスゲームを繰り広げてくれました。
課題
11月のサンセイ新人戦も私が、指揮を取らせていただきました。低学年の子や、新しく入ってきた子は、チーム内での自分の立場や役割が分からず、おどおどしながらプレーしていました。更に、自分の感情に勝てず、勝手な行動に出る子供もいました。特にチームの事を考えず勝手な行動をとる子供に対しては、実力があっても試合に出さないという毅然とした態度を取らせていただきました。それは、六年生を中心に半年かけて変えてきたチームの雰囲気を台無しする行為であり、その子に開幕当初と変わっていない事を分かってもらいたかったためです。今後は、私を含め指導する側が、どの子も積極的にプレーできる環境作りと、チームプレーについてまだまだ理解していない子供がいるので、その子達に理解させて行くことが今後の課題であると思います。
贈る言葉
六年生は、 これからそれぞれの道を歩むことになります。大きな志を持って、自分の人生のドラマを築き上げてください。何事も与えられるのではなく、自分で何かをつかんで行こうという姿勢を忘れないでください。苦しいとき、辛いとき、自分の思うようにならないときは必ずあります。そんなときは、上島北西で学んだ感謝、謙虚さ、そして「ドンマイ、ドンマイ」と言える勇気や優しさ、曳中校区秋季大会優勝を目指し強豪相手に必死でチャレンジした時の自分を思い出してください。どんな時も心の持ちようで状況は変わります。君達が上島北西で一生懸命ソフトボールをプレーした日々は一生の宝物になります。そして君達と一緒に汗を流し勉強したその時間は、私にとっても宝物です。ありがとう。そして、卒業おめでとう。
おわりに
一年間監督として子供達と接してきましたが、まるでスクールウォーズで山下真司が演じた先生のようでした。大敗した試合後、「お前ら悔しくないのか」と叫び、その試合をきっかけにチームが徐々によくなって行き、最後は、楽しく六年生を送ることができました。私自身、この一年間で、子供達から多くのことを学び成長することができました。地域のためにと思い、引き受けた監督でしたが、とても大変で仕事と監督のはざまで妻には苦悩のグチを聞いてもらいました。そして、青沼さんや山本さんの苦労が良くわかりました。デリカシーや計画性が無い監督で、子供たちや父兄の皆様に大変御迷惑をかけてしまいましたが、私は、陰で支えてくれたコーチの方々や南さん、色々と指導していただいた、青沼さん、山本さん等言い出せばきりがない程たくさんの方々に支えられ、一年間楽しく監督として子供たちとプレイできたことは本当に幸せだと感じています。ありがとうございました。
2012年度卒業生
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10 航汰 6年 ショート キャプテン |
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3 辰之介 6年 ファースト |
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7 拓海 6年 センター・ キャッチャー |
思い出のアルバム
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