2004年度成績

54勝11敗1分(勝率0.831) 

優勝6回、準優勝4回、3位2回  

総得点507点 総失点146点 チーム打率0.388 チーム防御率1.51

 

大会
日付
勝敗
スコア
対戦相手
結果
中日新聞旗大会
3/21
5-0
曳馬早出
3位
10-1
上島早出
2-3
高丘北
サンセイ春季
4/3
7-4
富塚
ベスト8
6-0
三島
4-3TB
天王中
4/4
1-4
東伊場
浜松市親睦大会春季
5/22
7-0
上西
準優勝
16-3
初生
2-1TB
蜆塚若竹
6/5
6-4
相生
12-4
曳馬早出
2-7
丸塚
曳中校区大会
5/30
10-0
曳馬金屋
優勝
13-6
上島南
12-0
曳馬本郷
8-1
上島東
上島小校区大会
6/27
6-0
上島東
優勝
28-3
三浦
26-0
阿弥陀
北部大会
7/4
14-4
初生
優勝
33-3
高丘東
7/11
3-2
住吉和合
3-0
曳馬早出
5-4
浜松市長杯
7/25
3-0
寺脇
準優勝
6-1
袋井高南
8/7
不戦勝
桜木女子
8-0
高丘北西
9/18
3-2
蜆塚若竹
10/2
5-9
東伊場
浜松市子連
8/21
0-7
東伊場
雄踏大会
9/12
8-3
住吉和合
3位
3-1
蜆塚若竹
9/20
6-2
湖東
1-2
相生
9-1
瓜内

SBSマイホームセンター杯

富塚地区予選

9/23
7-1
蜆塚若竹
ベスト8
7-1
砂丘
9/24
不戦敗
曳馬早出
浜松市親睦大会秋季
10/16
2-1
志都呂
準優勝
6-0
北クラブ
2-1TB
小沢渡
10/17
2-1
新橋倉松
2-1
相生
2-8
静岡新聞・SBS静岡放送杯
10/30
27-0
新津十軒
準優勝
3-0
砂丘
4-1
丸塚
0-2
天王中
サンセイ秋季
11/6
3-3
寺脇
11-1
富塚
サンセイ新人大会
11/13
9-4
三方原北

ベスト8

新人

11-1
小沢渡
11/14
1-23
広沢
SBSMHセンター杯県大会
11/21
4-5
天王中
 
かきこや杯
11/28
10-0
助信
優勝
4-2
丸塚
6-1
曳馬金屋
4-1
曳馬本郷
上島4町親睦大会
12/12
23-0
上島南
優勝
15-1
上島東
蒲北公園記念大会
12/19
24-0
上島南
優勝
11-0
曳馬本郷
12/26
4-0
相生
3-2
東伊場

 

 打撃成績

1位 2位 3位

打撃成績
打席数
打数
得点
安打
本塁打
塁打数
打点
盗塁
犠打
四死球
三振
二塁打
三塁打
打率
野末裕人
177
137
55
53
1
58
31
48
10
18
17
0
1

0.386

青沼宏亮
174
150
58
70
7
105
54
35
1
10
6
14
0
0.467
冨岡 諭
168
139
49
54
5
90
43
41
1
16
12
18
1
0.388
渡辺裕介
137
116
59
66
6
98
36
39
2
14
11
8
3
0.569
南原 聡
149
118
35
35
1
41
21
41
1
25
23
3
0
0.297
鈴木奏並
59
49
20
17
0
22
15
25
1
4
6
1
2
0.347
安藤大将
165
138
36
42
2
56
40
36
3
14
27
4
2
0.304
渡辺 翼
86
74
28
27
0
29
23
17
0
8
14
2
0
0.365
服部健太
152
114
49
44
0
49
15
46
6
31
19
1
2
0.386
児玉健太
92
73
25
22
0
23
10
23
7
12
19
1
0
0.301
鈴木拓海
154
121
44
52
0
54
22
34
13
11
13
2
0
0.430
山口学志
21
16
8
6
1
12
7
5
0
2
4
3
0
0.375
杉山晃次郎
25
13
10
3
0
3
1
7
0
11
3
0
0
0.231
知久 啓
14
10
5
4
0
4
1
4
0
3
2
0
0
0.400
鈴木虹輝
14
7
6
4
0
4
1
4
0
6
2
0
0
0.571
野末直暉

13

9
4
2
0
2
1
3
0
3
4
0
0
0.222
渡辺俊貴
3
2
1
0
0
0
0
0
0
1
1
0
0
 
佐藤慎一郎
2
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
 
木下隼輔
1
0
1
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
 
川合陵平
1
1
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
 
小野凌汰
1
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
 
児玉康平
2
1
1
0
0
0
0
0
0
1
1
0
0
 

 投手成績

投手成績
試合数
投球回
被安打
奪三振
四死球
自責点
完投
完封
無安打無得点
防御率
青沼宏亮
57
297 2/3
168
390
93
47
48
14
2
47
9
1.11
安藤大将
14
35
21
57
54
24
7
2
1
6
1
4.80
鈴木拓海
1
1
1
0
2
1
0
0
0
0
0
7.00

 2004年度シーズン総括

長いようでもあり、あっという間に終わってしまったシーズンでもありました。私自身も監督三年目の最後の年ということもあり感慨深い一年でした。昨年2003年度、非常にまとまりのある良いチームができたこともあり、今年はそれを超えられるかなという不安はありました。シーズン当初はまだ未知数。計算できたのは裕介の打撃、宏亮のピッチング位でした。ある程度いけそうだと思ったのは冨岡の打撃と、裕人と拓海の守備というところで、特にキャッチャー、ファースト、サードが不安だったと言うのが正直な所でした。蒲北公園の中日新聞旗大会準決勝、不安が的中して、守備の破綻から高丘北さんにまさかの逆転サヨナラ負け。悔し涙でシーズンが始まりました。春先はやはりピッチャー次第。三振の山を築いた宏亮の存在は大きく、春のサンセイでの天王中さんとのタイブレイクでのピッチングは特にすごかったと思います。この大会でベスト8に入って、市内の強豪と互角にやっていけそうだと実感しました。春の浜松市親睦大会はその勢いで準優勝の快挙。しかし、まだ守備のミスが多く、こんなチームで準優勝していいのかと思ったくらいでした。曳中校区春季、上小校区、北部大会はいずれも見事に連覇を遂げました。原動力はバント、盗塁などの機動力でした。走れる選手が揃っていたのが強みで、特に裕人、拓海、服部、児玉など左の俊足バッターは、他チームから見たら、いやらしい連中だったと思います。北部大会決勝の泉さんとの試合は主砲裕介を欠いて、貧打にあえぎましたが、わずか2安打で勝利。サヨナラのランナー翼が滑り込んだ時、思わず涙が出てしまいました。夏の猛暑の中、練習を重ねて臨んだ市子連。東伊場さんに大差で敗北した試合は今年一番納得の行かない試合でした。しかし、夏の練習で守備力は向上。特にキャッチャー冨岡、ファースト南原の成長が著しかったと思います。外野の定位置争いは激しかったですが、その中で気迫あふれるプレーを続けた服部が抜け出しました。しぶとさを身に付けて、一番打者の座もものにしてしまいました。今シーズン一番伸びた選手でしょう。秋に入り、いつも一回戦負けの雄踏大会で強豪チームと好試合の連続で三位入賞。後半もいけそうな手ごたえをつかみました。何とかビッグタイトルを手にしたいと臨んだ浜松市長杯は足かけ4ヶ月に及びましたが、またしても東伊場さんに苦杯をなめ準優勝。同じく準優勝でしたが、大会二日目、9人の選手で臨んだ秋の浜松市親睦大会は、一人一人が精一杯戦い抜きました。「静岡少年ソフトボールの甲子園」SBSマイホームセンター杯県大会にも初出場。試合は天王中さんと延長11回戦い敗れましたが、思い出に残る好試合でした。同時に、何度も勝てるチャンスがあったのに、自分の采配の未熟さを後悔した試合でもありました。秋になると強豪に競り勝つには最後は打撃力。安藤・鈴木両氏の指導が徐々に芽を出して来ました。かきこや杯での久々の優勝は、各自が自分の仕事をし、見事に打ち勝って手に入れたものでした。そして、最終の蒲北公園記念大会決勝は市内の強豪チームで唯一勝てなかった東伊場さんを破って感無量の優勝。1年間練習してきたことの集大成の様な勝利でした。思い出に残るチームは、4回とも勝たせてもらいましたが,いつも好試合になった蜆塚若竹さん。相生さんは粘り強いチームカラーが似ていて、当然いつも大接戦でした。天王中さんとの試合もいつも名勝負で、監督をやめて外から眺めていたいような試合ばかりでした。

振り返ってみると、ビッグタイトルこそ手に入りませんでしたが、大きな大会での準優勝3回は立派。あまり、欲ばってもいけません。それから、特にうれしかったのは、サンセイ新人戦でのベスト8と今年も新人が8人入ってくれたことです。監督を去るものとして、今年だけ良ければ良いというチーム作りはしたくないと思ってきたからです。鈴木助監督と安藤コーチ、このお二人が本気で取り組んでくれた事が今年の好成績の要因でしょう。練習では、シーズン途中からこのお二人に大事な所はお任せしてしまい、私は怠慢な監督でした。来季もこのお二方がいれば絶対大丈夫だと思います。鍵は安藤―翼のバッテリーであることは言うまでもありません。それから、表裏両面からチームを支えてくれた冨岡コーチにも感謝の言葉は語り尽くせません。役員の南原さん、鈴木さん、渡辺さん、野末さんにはわがままを聞いていただきありがとうございました。いつもお手伝いいただいたお父様、お母様方、皆さんに感謝しています。ただ、まだ練習でも試合でも、お父さん不足の状態です。自分の息子が試合に出ていなくても、一生懸命応援している姿を見て誉めてあげて下さい。できれば4年生以上のお父様方はなるべく練習に顔を出していただければと思います(のめりこんでみると悪い世界ではありません)。子どもが6年生になって、いきなりこの人がコーチですと言っても子供たちは納得できません。強いチームに共通して言えることはお父さんの数が多いことです。それから、時間があったら、子どもたちとキャッチボールをしてあげて下さい。親とキャッチボールをしている子は伸びるのが速いです。

子ども会の精神とは「他人の子どもを自分の子どもと同じように育てる、自分の子どもを他人に『どうぞお任せします』と預ける」という相互扶助みたいなものではないかと思います。私たちが子供の頃は、ヨソの人にもっと怒られたものです。最近は少子化にともない、自分の子どもの教育は自分が一番分かっているとか、他人に干渉されたくないといった風潮がきっとあるのだと思います。私は上島北西ソフトボールで他人の子どもも自分の子どもと同じ様に接しててきたつもりです。ですが、そこは人間ですから、他人の子どもを怒るのなら、まず自分の息子からとなってしまうのは仕方ないところです。鈴木助監督や安藤コーチもきっと同じ気持ちだと思います。監督・コーチの子どもはかわいそうです。今年こそ少なくなりましたが、昨年、一昨年はだらしない投球をして降板するたびに、涙を流した宏亮に罵声を浴びせ、その後は「どうしてこんな投球しかできないんだ」と問い、結局は「もっと練習します」と本人が言うまで引き下がらなかったものです。いくら他人の子を叱り付けても、首根っこを押さえつけてまで怒ったのは自分の息子しかいません。そこは人間ですから、聞きたくない声が聞こえてくるものです。「何でウチの子ばかり」という言う声も聞こえてきました。そういう時は「あんたが教えてあげないからオレが教えているんだ」と言う気持でした。逆に「もっと言ってやって」という声が聞こえれば(そこは人間ですから)心強く思いました。怒ると言うのはすごいエネルギーを使うものです。子どもたちを誉めちぎって、余分なエネルギーを使わなくてすむなら、よほどそうしたいものです。しかし、叱り付けても自分の息子なら、家に帰ってフォローもできますが、ヨソの子どもではできません。これで良かったのかと、自問自答することもありました。きっと自宅に帰ってご両親からフォローを受けていると信じていました。あるOBのお父さんが、自分の息子の同期で、ちょっと道を外れそうな子どもを家に呼んで説教したという話を聞き、感動しました。これこそが子ども会の精神だと思います。今の選手たちも道を外れそうでしたら,皆さんよろしくお願いします。

長年お世話になったNTTグランドが使用できなくなりました。多くの皆さんが草を刈り、土を入れて整備してきたことを思うと寂しい限りです。シーズン50勝を越えた実りのある一年でしたが、「ローマは1日でならず」。ここにたどり着くまで、過去何年にもさかのぼって、本当に何人もの方々のご尽力があったということを忘れてはいけません。今使っているユニフォームや道具も代々そろえてきたものです。私が言っているフレーズも歴代監督さんの請け売りの部分が多々あります。上島北西合同チームが始まって7年になります。今、その当初から知っているのは私と妻ぐらいしかいませんが、強い時代もあり、どうしても勝てない時代もありました。それでも、子供たちが一生懸命やってきたことに変わりはありません。何時の時代も温かく見守るお母様たちがいて、熱く指導したお父様たちがいました。我が家の次男坊も1年生で入部した時は、グランドに来ても草や虫とばかり遊んでいるような子どもでしたが、「今からやったら上手くなるぞ」と励ましてくれた中村前々監督や小倉前々々監督がいらっしゃって、今年はエースナンバーをつけられたといっても過言ではないでしょう。今年も、それこそ自分の子供もいないのに、審判を引き受けて下さった杉浦さん。朝早くから会場準備をして下さった福岡前監督、西川さん。県大会に応援に来て下さった江間さん。多くの方々のお世話になりました。そして、こうした方々が県大会出場にあたり、各方面に働きかけて遠征費を集めていただいたことも忘れてはいけません。杉浦さんから「"友の会"をしているからお出で」とお誘いがあると"髪の友"かと思ってしまいますが、いつも変わらぬメンバーが今年の北西の活躍を喜んでいただき、うれしく思いました。今後は、そんな友の会の末席に加えていただきたい所存です。

そして、良い思い出をいっぱいくれた選手たちに感謝しなければなりません。個々の選手を見れば、決してスーパースターを集めたチームではありませんでしたが、みんなの力を合わせればすごい事ができるということ、努力すれば結果はついてくることが分かったと思います。6年生たちはその事を今後の支えとしてがんばって欲しいものです。5年生以下の選手の皆さんはこれからも今年以上の成績が残せるように、力を合わせてがんばって下さい。

 2004年度卒業生

野末裕人 10 キャプテン ショート

立派なキャプテンシーを発揮してくれました。二回くらい頭をかしげたくなる試合もありましたが、自分の気持をコントロールする術を手に入れられたかな。ご苦労様。

2004年度 敢闘賞

青沼宏亮 1 ピッチャー

エースとして4番打者として、自責点より打点が多かったのは立派でした。これからはあまり口出ししません。自分で考えて自分で努力しなさい。6年間ご苦労様。

2004年度 最優秀選手

冨岡 諭 2 キャッチャー

ケガにもへこたれず、正捕手の座をよく守りました。後半戦の打撃部門の殊勲者で、何度もピンチを救ってくれました。

2004年度 敢闘賞

渡辺裕介 3 センター

天性の才能を発揮してくれました。「自分が...」という気持を前面に出したらすごい選手になると思います。中学に行っても野球かサッカーを絶対続けて下さい。

2004年度敢闘賞

南原 聡 4 ファースト

バッティング面では大バケと言うわけには行きませんでしたが、ファーストの守備は一年間ですごい上達を遂げました。良くがんばりました。

鈴木奏並 5 レフト

試合に出られないことも多かったですが、めげずに練習を続けたことが君の勲章です。

 

 思い出のアルバム