2003年度成績

成績 46試合29勝15敗2分(勝率0.659)

総得点:224 総失点:167 チーム打率:0.321 チーム防御率:2.96

 

大会
日時
勝敗
スコア
対戦相手
成績
中日新聞杯(早出蒲北公園)
3/23
4-1
天王中
三位
12-4
曳馬金屋
0-9
丸塚
サンセイ春季(早出ヤマハ車体)
4/6
2-9
富塚
11-1
舘山寺
曳馬中校区球技大会春季(曳中)
5/11
8-5
高林

優勝

6-2

曳馬金屋
2-1
新津
2-0
助信
浜松市親睦ソフト大会春季(天竜川緑地)
5/24
9-5
小沢渡

 

9-6
曳馬金屋
上島小学校区球技大会(曳中)
6/8
20-1
阿弥陀

優勝

3-2
上島早出
21-6
三浦
北部大会(早出ヤマハ車体)

7/6

7/13

7/20

4-1
助信
優勝
6-3
3-3
曳馬早出
9-2
曳馬本郷
5-4
上島早出
浜松市長杯(ヤマハ鶴見)
7/27
0-3
広沢
浜松市子連(天竜川緑地)
8/23
1-8
砂丘
かきこや杯(早出蒲北公園)
9/7
6-1
和田
三位
1-8
曳馬早出
雄踏大会(雄踏町営グランド)
9/14
2-8
舘山寺
SBSマイホームセンター杯(雄踏中学)
9/23
0-7
富塚西
1-6
広沢
浜松市親睦ソフト大会秋季(天竜川緑地)
10/18
5-5
瓜内
10-1
砂山
2-12
砂丘
静岡新聞・SBS静岡放送杯(早出蒲北公園)
10/19
7-2
上西
準優勝
1-0
曳馬早出
4-1
和田
0-8
丸塚
曳馬中学校区球技大会秋季(曳中)
11/2
13-0
三位
3-2
上島早出
2-5
曳馬早出
サンセイ秋季大会(天竜川河川敷)
11/8
0-5
赤佐EFV

12-0

袋井北F
サンセイ新人戦(天竜川河川敷)
11/15
4-0
袋井北F
3-5
湖東
上島四町親睦ソフト大会(NTT有玉)
12/7
6-2
上島東
準優勝
2-4
上島早出

早出蒲北公園記念大会

(曳馬小学校・早出蒲北公園)

12/14

12/21

2-1
曳馬早出
準優勝
2-1
和田
1-0
丸塚
2-10
曳馬本郷

○勝 ●負 △引分 ▲引分(トス負) ※新人

 

打撃成績

1位 2位 3位

打撃成績
打席数
打数
得点
安打
本塁打
塁打数
打点
盗塁
犠打
四死球
三振
二塁打
三塁打
打率
西川英宏
107
80
29
33
6
56
18
23
0
23
6
5
0

0.413

江間匡貴
112
102
42
49
5
83
29
29
0
9
2
11
4
0.480
杉浦 諒
110
91
28
31
0
31
7
27
1
18
22
0
0
0.341
伊東龍一
87
57
22
14
0
18
6
14
0
24
12
2
1
0.246
杉山祐太郎
103
90
19
26
1
34
14
12
0
8
8
3
1
0.289
青沼宏亮
82
70
14
15
0
18
10
10
1
9
18
3
0
0.214
冨岡 諭
112
82
23
25
0
27
8
28
0
28
15
2
0
0.305
渡辺裕介
90
83
16
38
3
52
16
27
0
4
14
3
1
0.458
野末裕人
95
79
19
15
1
18
9
14
0
16
18
0
0
0.190
南原 聡
11
4
4
1
0
1
1
5
0
7
2
0
0
0.250
鈴木奏並
8
7
2
2
0
1
1
0
0
1
1
0
0
0.286
安藤大将
17
15
0
2
0
2
2
0
0
2
8
0
0
0.133
渡辺 翼
24
16
6
4
0
4
1
8
0
8
9
0
0
0.250
服部健太
5
3
0
0
0
0
0
1
0
2
2
0
0
児玉健太
4
3
0
0
0
0
1
0
0
1
2
0
0
鈴木拓海
13
12
0
1
0
1
0
2
0
0
3
0
0
0.083
山口学志 
2
2
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
杉山晃次郎
1
1
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
鈴木虹輝
1
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
野末直暉
1
0
1
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0

投手成績

投手成績
投球回
被安打
奪三振
与四死球
自責点
完投
完封
無安打無得点
防御率
江間匡貴
41 2/3
54
25
29
19
5
1
0
7
2
3.19
青沼宏亮
166 2/3
137
119
106
68
29
4
1
21
13
2.86
安藤大将
2
0
2
3
1
0
0
0
0
0
3.50
杉浦 諒
2
0
1
2
1
0
0
0
1
0
3.50
西川英宏
2/3
1
1
3
1
0
0
0
0
0
10.50

 

  

  

2003年度シーズン総括

長かったシーズンが終わった。今年は2月の初めから、西川キャプテンを中心にして練習を開始した。雨の日もほとんど練習は休まなかった。子供たちのぶーぶー言う声を聞き流し、親水公園の橋の下や、市営球場の軒下で筋トレなどの練習を重ねた。昨年からのレギュラー江間、西川、杉浦を始め、杉山祐太郎、伊東の6年生は頼もしかった。杉浦と伊東のサード・センターの交代は冒険かとも思われたが、結局正解だった。シーズン初めから内外野の守備はほぼ出来上がっていた。何試合か戦って今年はいけるのではないかと手応えがあったので、春の曳中校区は優勝を狙うと言ったら現実のものとなってしまった。準決勝の新津戦は杉山祐太郎、決勝の助信戦は江間にホームランが飛び出し、守備もファインプレーが連発した好ゲームだった。上小校区の上島早出戦はサヨナラ勝ち。最終回の江間のダイビングキャッチはすごかった。北部大会は予選から助信、泉が相手でクジ運がないと思ったが、あれよあれよと勝ち続け、決勝の相手はまた上島早出。炎天下で延長10回2時間の熱戦に幕を引いたのは、予想外の宏亮のサヨナラヒットだった。この試合のレフト冨岡、センター杉浦の守備は神がかり的だった。宏亮と西川のバッテリーもよく踏ん張り、今シーズンのベストゲームだったと思う。優勝が決まった瞬間、不覚にも涙が出てしまった。

ここまで14連勝、3本の優勝旗を手に入れ、祝勝会続きで浮かれてしまったが、この後長いトンネルに入る。浜松市長杯、市子連、雄踏大会、SBSマイホームセンター杯と初戦敗退。とにかく打てない。福岡前監督に「守備はもういいから打撃練習を中心にやったら」とアドバイスをもらった。指導者がまちまちな事を言ってもいけないと思い、安藤特別コーチ、鈴木貴浩コーチに打撃はお任せした。その成果が10月頃から出始める。蒲北公園での静岡新聞・SBS静岡放送杯で準優勝。第二試合の曳馬早出戦、最終回、渡辺裕介の激走で1−0のサヨナラ勝ち。劇画のような名勝負だった。秋の曳中校区、因縁の上島早出戦はシーソーゲームだったが、渡辺裕介のホームランでまた一点差勝ち。後半戦は裕介の活躍なしでは語れない。後半戦だけなら首位打者だった。シーズン当初9番にしてごめんなさい。準決勝の曳馬早出戦は相手の気合に負けてリベンジされる。秋になるとどのチームも力の差はなくなる。精神面を鍛えるしかないと思い、練習では選手たちには敢えて厳しいことを言い続けた。迎えた最後の蒲北公園記念大会、好敵手曳馬早出、和田に2試合続けて2−1の逆転サヨナラ勝ち、強豪丸塚に1−0の完封勝ちして準優勝。気合が入ればこの子たちはやれるんだと最後に実感した。

監督をやっていると、他のチームの監督とも顔なじみになる。皆、子供の前では厳しく装っているが、温かいハートを持っていらっしゃる方が多い。どなたも子供たちのために、子供たちに良い思い出を作ってもらうためにと、口をそろえて言われる。良い思い出とは何だろう。勝つことだろうか。楽しく和気藹々(わきあいあい)とやる事だろうか。勝っても負けても涙が出る試合というのは私としては思い出に残っている。今年は1点差勝ちの試合、サヨナラ勝ちというのがやたらに多かったが、どれも思い出に残る。長いシーズン、私としても、ここまでやらなければ、ここまで言わなければならないのかと、タズナをもつ手を緩めたくなった時期もあった。練習後、我家に帰っても口調が荒いままで、娘や三男坊に怖いと言われた。(声もかれて、カラオケでチャゲアスが唄えなくなった。フクヤマなら唄えるが...)しかし、少々厳しくても、勝てるチーム、負けても涙が出るようなチームを作っていかなければ子供たちに良い思いでは残せないのではないかと、何回も気を引きしめ直した。だが、練習は厳しくても、試合で怒ったり、きついことを言うと、かえって子供たちがやる気をなくしたり、萎縮(いしゅく)してしまうところもある。シーズン当初、「練習は厳しく、試合は楽しく」と言っていながら、負けがこみ出すと、それを忘れていた自分がいた。上島四町親睦大会で上島早出に敗れたのは、試合中にきつい事を言い過ぎた私の態度も悪かったと反省している。「声を出せ」というより、「いい声出てるぞ」と言ってやったほうが子供たちは声が出るようだ。本当に監督業は難しい。2年やってもまだ勉強する事だらけだ。

もちろん私一人の力だけではとても今シーズンの好成績を残せなかった。いつも縁の下で支えてくれた杉浦助監督、存在だけで子供たちが引き締まった西川コーチ、理論で指導してくれた安藤さんと福岡前監督、次第に熱くなっていくのが分かった冨岡さんと鈴木コーチ、黙々とグランドの草を刈ってくれた伊東さん、野末さん。杉山(母)さん、伊東(母)さん、冨岡(母)さんを始めとしたお母様方の御支援も心強かった。皆さん、ありがとうございました。礼儀や集団行動は口うるさく言ったつもりですが、ご家庭ではどうでしょう。1年前より彼らは少しでもたくましくなったでしょうか。

そして、子供たちに、私も良い思い出と感動をいっぱいもらった。寒い北風の中、花粉症で鼻をぐずぐず言わせながら、暑い夏の陽射しの下、気分が悪いと言いながら、雨の橋の下、泥まみれになりながら、練習について来てくれた子供たちに最後に感謝したい。 ありがとう。

2003年度卒業生

西川英宏 10 キャッチャー 

1年生の時から見ていました。最後はキャプテンとして、ほぼ全試合マスクをかぶり続けて、本塁打王となり、責任を果たしたと思います。ご苦労さん。

2003年度MVP

 

江間匡貴 1 ショート ピッチャー 

天才的な守備で、ピンチを何度もしのいでくれました。2年続けての首位打者と打点王も立派です。

2003年度敢闘賞

 

 

杉浦 諒 2 センター 

一番怒ったかもしれません。練習ではタラタラしていても試合では数々の好プレーを見せ、一番大きな声を出してくれました。

 

 

杉山祐太郎 3 ファースト 

ファーストがいいと守備は固まるものです。集中力がすごかった。シーズン通してエラーは三つぐらいしか記憶にありません。

 

 

伊東龍一 4 サード 

サードにして正解でした。地味だけど四球を良く選んで勝利に貢献してくれました。

 

 

 

思い出のアルバム